2010年4月6日火曜日

入部希望者の方へ

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
自分は二年の大坪といいます。ポジションはセンターです。

先日の上田さんの投稿と同様、自分もこの部に入部した経緯について書きたいと思います。


自分は高校では硬式野球部に所属しており、毎日朝早くから夜遅くまで練習の日々を送っていました。

しかし主将として迎えた最後の大会で
自分はレギュラーメンバーの中で唯一ノーヒットという形で最後の夏を終えてしまいました。チームも実力を出し切れないまま敗退しました。

振り返れば素晴らしい高校野球生活でしたが、その終わりはなんともやりきれない、苦い思い出ともいえます。

自分は、高校野球で限界まで努力したような気になっていました。あれだけ練習したのに結果がでなかったのだから、もういいだろうと思っていました。

そして中央大学に入学。
自分はすぐに以前から興味のあった陸上競技同好会に入り、一か月が過ぎました。

しかし、小さい頃から野球だけを続けてきていた自分は、その一カ月にどこか物足りなさを感じていたのかもしれません。傘をもてば思わず振っていたり、シャドーピッチングをやっていたり、そういったことがある度にやっぱり野球が好きなんだなーと思っていました。

ちょうどそのころ、5月の中旬くらいです。当時、同じ体育の授業でソフトボールをしていた部員に、男子ソフトボール部に入らないかと誘われました。

野球とは違うソフトボールという競技。しかも体連。いろいろ考えましたがまずは見てみようと、その日、自分は練習を見学しました。部員の人たちが温かく迎えてくれ、気さくに話しかけてくれたのを覚えています。


グラブ、スパイク、ユニフォーム、そして皮のボール。
久しぶりの光景や雰囲気を前にじっと座っていられなくなり、結局最後まで練習に参加し、泥だらけになりました。
あそこまで自分を熱くさせてくれたのはやはり部活だからでしょう。サークルでは味わえない熱さがここにはある、ここでまた自分を高めたい。このチームでまた高みを目指したい。そう思わせてくれました。

また、狭い塁間や初めて見る本格的なウインドミルを前に、基本的なことは野球と似ているものの、どこか全く違う新しい競技を始めるような新鮮な感覚もありました。
球場が狭くホームランが出やすい豪快な一面や、小技や足が活きる繊細でスピーディな一面、そのどちらもが男子ソフトボールにはあると感じました。

とはいえ
ただやりたいという気持ちだけでは始められませんでした。始めるに当たっての心配事もいくつかあったからです。しかし、それらは先輩方や自分よりも先に入部していた部員の話を聞くうちに解消されていきました。その時の心配事と合わせ、自分が最終的に男子ソフトボール部への入部を決心した理由をいくつか書いておきます。

・勉強との両立が可能。
→授業と練習の時間が被っても授業優先。また、部員は全員一般生なので一人ひとりの勉強に対する意識も高いです。また、練習日が多くないこともポイントです。短時間で、効率的な練習をしています。

・めぐまれた環境にある。
→練習する場所が軟式野球場と近く、大学生活に支障をきたすことがありません。また、ナイターもついていますし、短時間の練習で物足りないと思った時でも自主的に練習することが可能です。

・お金がかからない。
→部費の徴収はありません。最初はユニフォームも無料で支給されます。実際にお金を使うのは練習試合や大会の会場へ移動する際の交通費くらいです。

・サークルとの掛け持ちがOK。
→陸上同好会でせっかく友達もできたのにやめなきゃいけないのかなと心配しましたが大丈夫でした。自分は今でも陸上同好会に入っていて、たまに練習をしています。(もちろんバイトとの掛け持ちも大丈夫です)

・野球出身だけどソフトボールに馴染めるか。
→ボールの大きさに初めは戸惑いましたが、だんだん慣れ今ではなんの違和感もなくプレーできています。ルールなどはやっていく中で自然と覚えていけたので問題ありませんでした。



高校野球を引退する時、もうこれが限界かと思っていた自分ですが、それは間違いでした。仲間と一緒に日に日に成長していることを実感でき、それが嬉しくて、今、とてもソフトが楽しいです。

今日ここに書いたのはほんの一部で、ソフト部の良いところは他にもたくさんあります。そういったソフト部の情報は、ポスターやチラシ、この掲示板などいろいろなところで見ることができますが、やはり一番良いのは一度練習に見学に来ることです。選手、マネージャー共に経験者・未経験者・学年問わず、自分たちは歓迎します。わからないことがあれば丁寧にお答えしますし、ぜひ気軽に、その雰囲気を味わいに来てもらえたらと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿