2010年4月5日月曜日

入部希望者の皆さんへ。

新入生の皆さん!ご入学おめでとうございます!!
そして、各種ガイダンスお疲れ様です。文学部4年の上田です。
ポジションはライトやらせてもらってます。因みにサブポジはセカンドです。

僕たちの部活の雰囲気等については前回の奥田の投稿に粗方書かれているので、今回は何故自分がソフトボール部に入ったのかということを書きたいと思います。

僕がソフトボール部に入部したのは二年の5月でした。
それまでは、サークルに入ることもなく、何か目的があるわけでも無しに、ただただ日々をこなしているという感じでした。そんな生活でも充実していたといえば充実していたのかも知れません。
ただ大学生活において、何かが足りないと思うことが度々ありました。だからといってサークルに入るのことに対しては抵抗がありました。
やるからには徹底的にやりたいという思いが強かったからです。サークルで真剣にやるといっても個々の温度差が激しく限界があると思いましたし、自分の好きな競技を中途半端な気持ちやスタンスで取り組むのもどうかという思いがありました。

また、自分は他の大学を一度中退し、この中央大学に入学しました。両親には大変な迷惑をかけていますし、そんな立場の自分が大学で自分の好きなことをやろうだなんて虫が良すぎると考えていました。
そして、部活は高校までで良いと考えていました。

私事で大変申し訳ないのですが、自分は高校時代、軟式野球部に所属していました。自分らの高校時代の部は3年生の春に引退するのが通例でした。最後の大会、鈴鹿高校という三重県内では強豪のチームと対戦しました。
試合終盤まで投手戦で両チーム無得点で試合が進んでいきました。
「このままだと勝てる可能性がある」そう思いました。
しかし、8回1アウトランナー一塁、自分のところに打球が来て、エラーをしました。単純なイジーゴロでした。その回に2点を取られ、自分らの部は終ってしまいました。
皆に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そこで自分のなかでもう野球は終わりにしようと思いました。

大学を辞め、受験勉強をしているうちに野球をしたいという気持ちを忘れていました。すっかり熱は冷めていました。
しかし、中大に入学し大学生活を送っていく中でまた、野球をしたいという気持ちが溢れてきました。
気づけば家でグラブをパシパシしていましたし、仕舞いには新しいグラブを意味も無く買ってしまうという意味不明な行動を取っていました。


野球がしたい。部活がしたい。しかし、もう時期を逸してしまったしどうすれば良いのかという思いに駆られ悶々とした日々を過ごしていました。もう遅いなと
そんな陰鬱とした状態でテレビを眺めているとあるニュースが目に飛び込んできました。
当時、ドジャースに所属していた斎藤隆投手が37歳にして監督推薦でオールスターゲームに初選出されたというニュースでした。

「諦めなくて良かった。遅すぎるということはないのかなと思った」


この言葉で全てが吹き飛びました。
自分はどれだけ馬鹿だったかということを思い知らされました。
自分で自分に見切りをつけ、時にそれは大切なことかも分かりませんが、見切りをつけるのが早すぎたと猛省しました。気持ちが勝手に盛り上がり部活に入ることを決意しました。

自分は軟式野球部かソフトボール部に入るかで最後まで悩みましたが紆余曲折あり、女子部の方の勧めもあって男子部に入部することに決めました。

入部の決め手となったのは、自分は高校まで軟式野球をしていたので革のボールでプレーしてみたいというのがあったのと、やはり先輩方の雰囲気が温かかったからだと思います。

最後になってしまいましたが、入学生の皆さん、そして大学生活に物足りなさを感じている皆さん。
決して遅すぎるということはないです!!
入部しようかどうか迷っている皆さんも是非、一度軟式野球場に練習を見に来て下さい!!!
そして、共に汗を流しましょう!!!!
自分たちはいつでも皆さんを待っています!!!!!

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